友人に誘われて、毘沙門天管弦楽団の演奏会にエキストラとして出演しました。
毘沙門天管弦楽団 第54回演奏会
- 日時
- 2018年7月29日(日) 開場13:30 開演14:00
- 会場
- 調布グリーンホール 大ホール
- 曲目
- ヨハネス・ブラームス (パウル・ユオン編曲(*)、マルティン・シュメリング編曲(**)) / ハンガリー舞曲 WoO.1より 第4番ヘ短調*、第5番ト短調**、第3番ヘ長調、第10番ヘ長調、第7番ヘ長調**、第1番ト短調
- カミーユ・サン=サーンス / 交響詩『死の舞踏』 作品40
- ヨハネス・ブラームス / 交響曲第2番ニ長調 作品73
- (アンコール)ヨハネス・ブラームス (マルティン・シュメリング編曲) / ハンガリー舞曲 WoO.1より 第6番ニ長調
- 指揮
- 横山俊充
名前に仏神を掲げるイカツそうな楽団が調布あたりで活動している、というのは前々から知っていたのですが、聞くのはおろか参加するのは初めて。名前の由来は、創設者である上杉隆治さんが米沢上杉家16代当主の上杉隆憲氏の次男であることから、上杉謙信が篤く信仰した毘沙門天を名に冠したことだそうです。
ハンガリー舞曲ってアンコールピースなどで一曲のみ抜粋したりでは演奏したことあるのですが、これだけまとまって(ミニチュアスコアが日本の出版社から出版されているすべての曲目)演奏するのは初めてでした。死の舞踏も初演奏、いつかやりたいと思っていた曲の一つで、この機会にできてよかったです。
ブラームスの交響曲は第1番や第4番は複数回演奏してきましたが、第2番は2007年に東工大オケで演奏して以来、11年ぶりの演奏。その時は1stを担当しましたが、今回はエキストラ、そして私の希望もあり2ndを吹きました。ブラームスの交響曲は、ファゴット1stが休符で2ndのみ演奏している場面がそれなりに多く、第4楽章冒頭は特にヴァイオリン1stとファゴット2ndで旋律を奏でる部分があるなど、非常に面白いパートなのです。
本番を迎えるまでに、全体合奏に合わせて6〜7回は参加したと思うのですが、それぞれの曲に集中して取り組んだ反面、曲を通して合わせる機会が少なくなってしまった用に思えます。そして運が悪いことに、前日のゲネプロが台風で中止となってしまい、結果として練習不足のまま本番を迎えた人が少なくなかったように思えます。いろいろな場面で「もっとセクション間で合わせられれば…」と思う箇所がありました。
「エキストラとして遠慮していて、団員としてもっと積極的に取り組めたのではないか」という気持ちもあって、次回からは団員として同団体に関わっていこうと思う所存です。