ヒネモス2016年秋の3(+1)公演についてのまとめ

年が変わる前に、ヒネモスが他団体主催の演奏会に参加した3公演について、ここで記しておきます。

第28回 小平市青少年音楽祭

日時
2016年10月23日(日) 10:00〜16:30
当団出演時間 15:41〜15:56
会場
ルネこだいら 大ホール
入場料
無料
曲目
グスターヴ・ホルスト / 吹奏楽のための第2組曲 ヘ長調作品28b
指揮
岡田渉
主催
小平市教育委員会

これで連続8回で出場している小平市青少年音楽祭、今年も出ました。出演は1曲のみ、8度目、舞台配置は小平青少年吹奏楽団の方が作ってくれている、ついでに言えば吹奏楽のための第2組曲も第5回定期で公演しており、それほど苦なく演奏することが出来ました。

第11回 みらい館大明まつり

日時
2016年10月29日(土)・30日(日) 10:00〜16:00
当団出演日時…29日(土) 11:30〜11:45、14:00〜14:15、15:00〜15:15(予定)
会場
みらい館大明 グラウンド、ブックカフェ、子どもアートエリア(108)
入場料
無料
曲目
渡部哲也 / カプリッチョ 第1楽章・第3楽章
アラン・メンケン / ホール・ニュー・ワールド
ディズニーメドレー
主催
NPO法人いけぶくろ大明

現在ヒネモスが主な練習会場として使用しているみらい館大明で行われたみらい館大明まつりは2度目の参加、今回も楽団全体ではなくアンサンブルでの出演でした。

今回は演奏での出演は無かったのですが、出演者曰く「出演者が司会もするのは大変」とのこと。なるほど前回は傍から見ていて大変そうでした、数分きっちり吹奏した後に、アドリブで次の曲の紹介って大変だもの。

そんなこんなで、この日に予定が無かった私が司会をすることに。ただ演奏する場所がまつり当日まで判明していないというドタバタっぷり。最初の演奏はグラウンド、屋台で料理を売っていたりするのですが、正午前ということで人の集まりはまばらな状況で演奏、仕方がないので建物内にいる参加者に窓越しで「みなさ〜ん今から演奏しま〜す!」と声掛けしてました。

2回目の演奏はブックカフェ、その名の通り図書館で飲食もできる、という場所なのですが、その日はその部屋の中で小学生達がテレビゲーム大会(スーパーマリオだったか?)をしていました。公演予定時刻になってもゲームが続いているので、ゲーム大会を担当していた方に「これから横のスペースで演奏するんですが…」と声を掛けたところ「あ、じゃあ音は切っておきますね」とのこと。あっゲーム止めるわけじゃないんですねと室内の全員が演奏に集中しない状況が確立されたことに軽くショックをうけつつ司会・演奏が進みました。特段音響設備がある部屋ではないのですが、床が1段下がっていて演奏を披露するのにちょうどよい空間があったので、環境的にはまずまずだったかな、と。

3回目は塗り絵コーナーが展開されていた108教室で。15時からの公演でお客があんまりいなくて、建物内のいろんなところで宣伝しながら人集めしたのですが、聞いている人数はそんなに…という感じでした。聞いてくださった方からの感想は上々ではありました。

「演奏会会場で演奏する」という形態に慣れているヒネモスなので、「お祭りの中で色んな所から聞こえてくる音楽の一部」という状況を楽しませる音楽に慣れていないこともあるでしょうが、どうも人の集まりがイマイチな感が拭えません。もっと大空間で人がワチャワチャ集まっている空間の一角で演奏する、というスタイルならばもうちょっと盛り上がるかもしれません。


第63回 三鷹市市民文化祭 吹奏楽のつどい

日時
2016年10月30日(日) 10:15〜17:30(予定)
当団出演時間 10:40〜11:05
会場
三鷹市芸術文化センター 風のホール
入場料
無料
曲目
グスターヴ・ホルスト / 吹奏楽のための第2組曲 ヘ長調作品28b
ヤン・ファンデルローストカンタベリー・コラール
指揮
岡田渉
主催
三鷹市・三鷹市教育委員会・三鷹市芸術文化協会

こちらも昨年に引き続き2度目の参加となった三鷹市市民文化祭吹奏楽のつどい、司会による流れるような曲紹介に続いての演奏で、こちらも小平と同様、裏方の方が舞台配置を手伝ってくれるので滞りなく演奏することが出来ました。

今回はこれで終わりではなく、午後の演奏団体の舞台配置を手伝う、言わば裏方の役となりました。出演するのは吹奏楽団体ばかりなのですが、どの楽団も少しずつ配置が異なり、団体ごとにどの椅子・譜面台が増減するのか、演奏している部隊の裏で裏方のメンバー同士で打ち合わせしながら、短い配置転換の時間で移動と椅子・譜面台の出し入れを行いました。

オーケストラであれば弦5部のうちヴァイオリン・ヴィオラ・チェロはおおむね同じ位置(対向配置だったりするとチェロが使用するピアノ椅子の位置が異なりますが)、管楽器は木管は雛壇の1段目と2段目、と大体固定されていて、金管楽器・打楽器・コントラバスがどのあたりに配置するか、ということを把握すれば良いでしょう。しかし吹奏楽だと、一列目に高音木管楽器のうちオーボエとフルートを全員集結させるか2列目まで使うのか、ホルンは雛壇の上なのか下なのか一列に並べるのか二列に固めるのか、などなど楽団によって扱いが全く異なっています。極端な例では、出演人数は2楽団で同じなのだけれど、譜面台・椅子の位置が全く異なっているとか。

そしてその配置を記した図も、提出した各楽団毎にバラバラ、「こんな狭いスペースにこんな多くの譜面台は収まりません!」と言いたくなったものもありました。配置そのものは楽団毎に異なるのは仕方が無いとはいえ、どのぐらいの位置に1列目・2列目・3列目が並ぶことが出来る、という記載例はあっても良いかもしれませんですね。

ホールの三鷹市芸術文化センターは室内楽の演奏にも使用されるような響きの良いホールで、音を素直に楽しめる反面、音圧の大きい吹奏楽をずっと聞くのはもしかしたらシンドいかも。

残念だったのは、演奏会最後の合同演奏に、ヒネモスからは1人しか参加していなかったこと。私も参加したかったのですが、練習に参加できる日数が規定に届かず断念しました。裏方でお手伝いはしていましたが、舞台上でもこの催しを盛り上げたかったですね。

W.O. & J.B. 結婚式 挙式・披露宴・二次会

日時
2016年11月13日
会場
日比谷松本楼

ヒネモスの音楽監督と、ヒネモスの団員の結婚式、披露宴だけで8曲、その他挙式でのBGM、二次会での演奏も含めると十数曲のアンサンブルでの演奏がありました。ヒネモス関係者での演奏も多く(まあヒネモス婚ですから当然か!)、私個人的には「ヒネモス秋本番の第4弾だったのでは」と思っております。プロ・アマいろんな演奏が聴けて、美味しい食事も楽しめて良い空間だったと思います。

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