11月22日は、渋谷大和田のさくらホールでみなとみらい21交響楽団の演奏を聴いてきました。
なんとか14時前に着いた @ 渋谷区文化総合センター大和田に写真つきタッチ! http://t.co/Q0yYNMB1YE pic.twitter.com/6tKaGfDH8n
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みなとみらい21交響楽団 第7回特別演奏会
- 日時
- 2014年11月22日(土) 開演14:00
- 会場
- 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
- 指揮
- 児玉章裕
- 曲目
- G. マーラー / 交響曲第5番嬰ハ短調 2002年国際マーラー協会新校訂版
「みなとみらい21」なのに渋谷区総合文化センター大和田、という pic.twitter.com/4Lg9J8deH7
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第7回なのに「特別」と演奏会タイトルに付いているのは何故だろう、と思っていたのですが、パンフレットによると、どうやら当演奏会は元の予定にはなかったものだったそうです。
さて当交響楽団は、演奏機会の少ない後期ロマン派の名曲に取り組もう、というかつてないコンセプトの元に活動してまいりました。一方、今回取り上げるマーラーの交響曲第5番は、都内をはじめ神奈川県内でもかなりの頻度で演奏されているため、当面の演奏計画にはありませんでした。しかしながらやはり名曲中の名曲であり、団員からも演奏してみたいという強い要望があったのも事実です。そんな中、今回この渋谷区文化総合センター大和田のさくらホールが、予め計画されていた次の演奏会の練習開始前に幸いにして利用可能なことが判明、よしそれではマラ5をやってみよう!と、特別演奏会として開催することといたしました。
「ホール取れたから演奏してみよう!」という、なんとも剛気な楽団方針ですね。そしてこの難曲を2ヶ月弱の練習期間で仕上げてしまうのも凄いです。
演奏の内容は、パンフレットを読み返すまではまさか練習2ヶ月で仕上げたとは思えないほど、高度なレベルの演奏でした。冒頭のトランペット始め並外れた体力を必要とする金管、ダイナミックかと思えば室内楽のようなアンサンブルを求められる弦楽器、ソロ楽器としてはもとより時には金管以上に音量を求められる(この曲の中で何度もベルアップ指定があり、実際に演奏でやっていました)木管と、どれも素晴らしい演奏でした。
面白い試みだったのは、第3楽章でホルンの1番が、指揮者の横、まさに通常は協奏曲でソリストが位置する場所で立奏していたこと。独奏ホルンが協奏曲のように大活躍する
のは正にそうなのですが、あれって聴衆側は良いとしても、演奏側としてはやりにくいんじゃないかな、と思ったりしました。
良い演奏会でした! pic.twitter.com/WzwZcpnBUf
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次回の演奏会ではブルックナーの交響曲第8番などを演奏するそうで、これまた大曲ですね。こちらも機会があったら聴いてみたいですね。