川崎吹奏楽団#43 聴いてきました

11月15日は午前に資格試験を受験して、午後は家でゆっくり昼寝でもしよう…と思っていたのですが、実家に鍵を忘れたまま外出してしまい、両親が帰宅するまでの間、急遽演奏会に行って時間を潰すことにしました。

動機がやや不純ですが、アマチュア吹奏楽団を聴いておきたくて、ホルストやスパークなどわりとオリジナル吹奏楽曲を多く扱うということで、以前から気にはなっていた川崎吹奏楽団の演奏会です。

川崎吹奏楽団 第43回定期演奏会

日時
2014年11月15日(土) 開場15:00 開演15:30
会場
川崎市多摩市民館 大ホール
曲目
第1部

  • P. スパーク / メリー・ゴーランド
  • 兼田敏 / 日本民謡組曲「わらべ唄」
  • S. ヒュルガーア / ラプソディア・ボレアリス *
第2部

  • R. ヴォーン・ウィリアムズ / 海の歌
  • G. ホルスト / 吹奏楽のための第一組曲
フィナーレ

  • G. ホルスト / 組曲惑星より「木星」
  • (アンコール)菅野祐悟 / 大河ドラマ「軍師官兵衛」テーマ曲
指揮
田中旭
トロンボーン独奏(*)
辻田雅史
司会
山際能理子
主催
川崎吹奏楽団、川崎市文化協会
共催
川崎市、川崎市教育委員会
後援
「音楽のまち・かわさき」推進協議会

第2部とフィナーレの間に、観客が指揮体験をする時間を設けており、市民が音楽によりふれあえるような後世になっていると感じました。

ヒュルガーア作曲の「ラプソディア・ボレアリス」はトロンボーンと吹奏楽のための協奏曲で、20分ぐらいの長い曲を見事に演奏していました。していたんですが、その演奏が終わった後に司会者が「川崎吹奏楽団と共演することになった経緯」「この曲はどういった曲か」といった質問をしていました。…いや、それは演奏の前にすることではないか、演奏が終わって疲れているであろうソリスト(アンコールをこの後に披露するので多少の体力は残しているでしょうけど)に質問攻めをするのはどうなんだろう?と疑問に感じてしまいました。観客としても、折角の名演を会話で水をさされるような格好になったのではないか、と思います。少なくとも私はちょっとさめてしまいました。

あと気になったことというと、開場時間の直前に、ホール入口にお客さんが多く並んでいたこと。観客が多いことは喜ばしいことなのですが、多摩市民館というのは川崎市多摩区の庁舎と隣接した建物になっていて、区役所を訪れる人が使うエレベーターや階段の導線を塞いでいました。入場が始まって収まりましたけど、これも気をつけたほうが良いんではないかな、と思います。

なんか文句ばっかり書き連ねてしまいましたが、演奏自体はまとまっていて良い演奏でした。中高生や親子で聞きに来ている人も多かったですね。

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