「魔弾の射手」の原題は「Der Freischütz」は英語では「The Freeshooter」、直訳すると「自由射撃」くらいの意味しか無いのですが、ストーリーから意訳されてこの邦題になったそうな。最初に訳した人はエラいですね、この題名のおかげで何倍かカッコ良く思えてしまいます。
そんなわけで、今回の冬定の前プロである、ウェーバーの「魔弾の射手」序曲について、自分が気になったところを触れておきます。
まずは9小節目からのホルンのアンサンブル・・・ですが、自分が注目したのはその譜面の音符の並び。1st・2ndが演奏した次の小節に3rd・4thが全く同じ音形を演奏します。タネを明かせば前2パートがF管、後2パートがC管なので、単に4度違いで再現されるだけなのですが、譜面面(ふめん-づら)が美しいなあ、と。
まーあと注目すべきは、やっぱりクラリネット。息の長いソロです。クラリネットがこれほど目立つ曲は滅多に無い、はず。
この他の解説は、以下のサイトを参考にしてね:-P。
序曲だけを精緻に解説したサイトって、意外と見つからないなあ。ここで「入門曲」と称されているから?