魔弾の射手をB4たかし的に解説すると

「魔弾の射手」の原題は「Der Freischütz」は英語では「The Freeshooter」、直訳すると「自由射撃」くらいの意味しか無いのですが、ストーリーから意訳されてこの邦題になったそうな。最初に訳した人はエラいですね、この題名のおかげで何倍かカッコ良く思えてしまいます。

そんなわけで、今回の冬定の前プロである、ウェーバーの「魔弾の射手」序曲について、自分が気になったところを触れておきます。


[ウェーバー 魔弾の射手序曲 P.2]

まずは9小節目からのホルンのアンサンブル・・・ですが、自分が注目したのはその譜面の音符の並び。1st・2ndが演奏した次の小節に3rd・4thが全く同じ音形を演奏します。タネを明かせば前2パートがF管、後2パートがC管なので、単に4度違いで再現されるだけなのですが、譜面面(ふめん-づら)が美しいなあ、と。


[ウェーバー 魔弾の射手序曲 P.10]


[ウェーバー 魔弾の射手序曲 P.11]


[ウェーバー 魔弾の射手序曲 P.12]

まーあと注目すべきは、やっぱりクラリネット。息の長いソロです。クラリネットがこれほど目立つ曲は滅多に無い、はず。

この他の解説は、以下のサイトを参考にしてね:-P。

序曲だけを精緻に解説したサイトって、意外と見つからないなあ。ここで「入門曲」と称されているから?

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