OBという身分での東工大オケの初の定演、無事に終了しました。「え、お前は実質現役だろ?」と言われるとそのとおりなんですが(実際その意気込みで演奏会に臨みました)、周りが違う代だと雰囲気とかいろいろ違いましたね。
コリオランは結構まとまって演奏できたと思う。最後の12小節余りのロングトーンが失敗しなくて良かった。テンポが倍に伸びたのに息が続いてピッチもずれなかったのは我ながら凄い、と自画自賛。でもスメタナあたりからちょっと怪しかった。ヴィシェフラドの最初が音が出なかった・・・多分ばれてないけど。ヴルタヴァの途中のソロ(というか2ndだけの伸ばし)の入りは微妙だったなあ、まあピッチあってたから良いか。フルートがめっちゃうまくて感動した。ドヴォルザークは、まあそこそこか・・・? 3楽章で丸1拍ずれたときはもうだめかと思ったけど。
アプリコは何度か観客として来たことがあったのですが、演奏者としては勿論初めて。聞く側としては「響きがよいホール」と思っていたのですが、舞台に立ってみると、響きすぎて音の輪郭がモヤモヤしてしまう、演奏者としてはやりづらい会場でした。ちなみに冬の定期もこの場所、今度はもうちょっと上手くできるかな。
しかし今回は本当に疲れた。ベートーヴェンは最初から最後の小節まで気が抜けないし、スメタナはほぼ吹きっぱなし。ドヴォルザークはそうでもないけど、ちょっとファゴットにソロがあり過ぎ? 疲労の本当の原因は、おそらく風邪による腹下しのせいかも・・・と考えると、演奏会を乗り切っただけでも良いということにするか、ありがとう、ラッパのマークの正露丸。
Amazonって薬まで売ってるのか。
[amazon asin=’B000YZQQYU’ type=’banner’]
演奏会が終わった後は4年生での飲み会。既に自分の中で懐かしい人物がチラホラ。まあOBだから仕方ないんだけどね。やっぱ同じ代ばかりだと落ち着くね。あと「今日の演奏会を終えて、改めて去年の冬定が神だった」的な話の流れに。ホールが良かったとか演奏者が良かったとかいろいろ理由は言われてましたが、「難しい曲に敢えて挑む」という姿勢が結実したのかも。
現在冬定のDVDを聞いていますが、確かに最後でカンドーするね。さすがにニコニコ動画にアップするにはどうかと思うけど。あと、もう一回この代で演奏会をやってみたいよ。