東京ハートフェルトフィルハーモニック管弦楽団 第9回公演”夢と幻のオーケストラナイト”
- 日時
- 2011年12月3日(土) 開場13:00 開演13:30
- 場所
- 大田区民ホール・アプリコ 大ホール
- 入場料
- 全席自由 500円
- 13歳以下・60歳以上・大田区民は無料
- 演目
- ムソルグスキー | リムスキー=コルサコフ編曲 / 交響詩『はげ山の一夜』
- メンデルスゾーン/ 劇付随音楽『夏の夜の夢』
- Op. 21 序曲
- Op. 61-2 妖精の行進
- Op. 61-5 間奏曲
- Op. 61-7 夜想曲
- Op. 61-9 結婚行進曲
- ベルリオーズ/幻想交響曲 Op. 14
- アンコール:ドビュッシー | リード編曲 / 『ベルガマスク組曲』より月の光
- 指揮
- 山下伸介
- 語り
- 石田尚輝
当ブログでも宣伝していたTHPOの幻想、無事に終えることが出来ました。
本番の会場には、つい最近勝ったばかりの[amazon asin=’B0019A637Y’ type=’inline’]自前のファゴットスタンド[/amazon]と、大学オケから借りたファゴットスタンドの2つを持って行きました。幻想交響曲での第2楽章はファゴット全員が休みであるのですが、うち一人がスタンドを所持していない(かもしれない、というのが不明だった)ためでした。パンフレットに挟み込むための、ヒネモスのチラシも持参していったため、台車がるとはいえかなり大変でした。
大変といえば。リハーサルが延びに延びて開場の10分前までかかってしまい、急いで楽器を楽屋において受付に向かいました。直前に頼まれた、花束・プレゼントの預かり係のためです。予想を(多分)上回った来場者数で出場者への贈り物も多く、2人では応対しきれない状態に。宛名カードが底をついてしまったため、自分のメモ帳をダッシュで楽屋に取りに行くという事態も起き、開演直前まで慌ただしい状態でした。
曲と曲の間で入場してもらう客の応対などをして、結婚行進曲が演奏されているあたりで楽屋で昼食を素早く食べ、休憩中に舞台裏へ。
本番中は、本当にあっという間に時間が過ぎて行きました。1stに付き添うことに神経を尖らせた第1楽章、寝ないように気を付けた(!)第2楽章、バンダとして2階席に立っているオーボエを見て笑わないようにしていた第3楽章、そして正念場のファゴット4本のソリがある第4楽章、ダブルタンギングじゃないとどうしてもできないソリがある第5楽章。第5楽章のソリの部分はどうもスカってしまった箇所があるような気がしますが、どうだったんでしょうね、客席にはよく聞こえていたら良いんですが。
曲間に語りがあるオーケストラというのも珍しかったですが、観客を曲の世界に引きこむという力がありますが、実は曲の間で演奏者が休むことができるというメリットがあったかも。
まあ兎にも角にも無事に終わりまして、580余人の人に聞いていただくことができました。次回は第10回ということで、また面白い企画の演奏会になる、かもしれません。自分が出演するかどうかはまだ未定ですが、出来れば演奏側として、そうでなくても観客側として、演奏会に参加したいですね。