東京工業大学の学園祭である工大祭で、2011年度に初めて開催される女装男子コンテスト「ミスター美少女コンテスト」、開催日を今週末に控えた今日10月19日、エキサイティング新聞「東京スポーツ」10月20日号に、かなり大々的に紹介されました。
日本男児の女性化はここまできたのか? 秋も深まり大学は文化祭シーズンだが、女装した学生が〝美〟を競い合うケースが増えているという。マツコ・デラックスやミッツ・マングローブなどの「女装家ブーム」に乗っかり盛り上げようとしているのかと思いきや、東京工業大学(目黒区)では本気の「ミスター美少女コンテスト」を開催するという。しかも、他大学のミスキャンパスに選ばれた女子大生にまで挑むというから驚きだ。
東京スポーツ新聞 平成23年(2011年) 10月20日(木曜日) (10月19日発行)
14ページの上段、6段ほどのスペースを割いて扱っています。出場者の写真(ただし顔は伏せている)も載っていて、これだけでも宣伝効果は抜群でしょう。
大学の女装コンテストは、実は2000年から電位通信大学(調布市)が始めたほか、慶応大、筑波大などが学園祭の一イベントとして開催してきた。いずれも学祭を盛り上げるための〝キワモノ〟的印象が濃かった。言ってみればマツコやミッツのノリに近そう。だが、今年度の文化祭(22日)から「ミスター美少女コンテスト」を開催する東工大はちょっと違う。
電通大に女装コンテストがあるのはチラッと聞いたことがありましたが、そちらとは取り組み姿勢が違うよ、とちゃんと書かれています。それにしても、よく女装コンテストについて調べてあるなあ・・・。
記事には出場者それぞれのコメントも載っていて、意気込みが伝わってきます。
変わりダネではロリータファッションに身を包む3年奈緒さん(22)。1年半前からアニメの女性キャラのコスプレを始め、自ら立ち上げたサークルを通して現在の彼女と交際を始めたというから恋愛にも効果アリか。
コスプレサークル、どこかで聞いたことがあるような・・・。
東工大が熱いのは、各大学から選ばれた本物のミスキャンパスたちが競い合う「ミス オブ ミス キャンパスクイーンコンテスト」への出場を本気で狙っていること。同大では女子学生対象のミスコンは、出場者不足のため中止になった経緯も踏まえこう話す。
「『ミス オブ ミス――』の1枠は東工大のものだから、うちの優勝者が出場できる可能性はあると思う」(スタッフ)
これは知りませんでした、ミスオブミスに出場… 性別が男でも可能なのでしょうか? でも、どうせ本気で女子力の高い女装コンテストを開催するなら、いっそミスコン頂点まで目指していって欲しいものですね。
・・・という東京スポーツの記事、TOKYO MXテレビ「5時に夢中!」のコーナー「夕刊ベスト8」で紹介されたそうです。ただ、コメンテーターとして出演していた中村うさぎ女史からは、かなり辛口なコメントが飛び出したそうです。
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確かに、記事の写真に載っている出場者の脚、ガニ股ですね。このままだとちょっと女性らしさが足りないかも。今週末の本番に向けて、もっと女性らしさを磨いて、素晴らしいコンテストにしてほしいですね。