東工大オケのトロンボーンパートが中心のアンサンブル「トロンボナンザ」の演奏会は、今年で30回目を迎えたそうです。同輩も出演しているこの演奏会を聴きに、横浜みなとみらいまで行ってきました。
TROMBONANZA 第30回定期演奏会
- 日時
- 2010年1月11日(月・祝) 開場13:30 開演14:00
- 場所
- 横浜みなとみらいホール 小ホール
- 曲目
- ウォルター・ハートリー / セレブレーション2001
- ジョバンニ・ガブリエーリ | ロバート・キング | 小宮隆行 / 第7旋法のカンツォン 第2番
- ゲオルグ・ティボール / 序奏、主題と8つの変奏
- ジョアキーノ・ロッシーニ / 「セビリアの理髪師」序曲
- アンドレ・ラフォッセ / 4本の為のエチュード
- ジョン=フィリップ・スーザ / 行進曲「星条旗よ永遠なれ」
- ジャン=ミシェル・デュファイエ / バッハ風に
- アラン・チェイス / オネイタ
- ジェローム・ノレ / ラテン・ディストリクト
- モデスト・ムゾルグスキー | 小宮隆行 | 安斎幹 /
- 音楽監督
- 山田祐治
スライドスラーの伴奏の上でメロディーが鳴ったりする曲など(オネイタだっけ?)面白い曲が多かったです。セビリアの理髪師は、本来は弦のパッセージをトロンボーン4本でちゃんと表現していました。山田先生上手過ぎです。「星条旗」の本来ピッコロで演奏するトリルは、F管のバルブで行ったのかなあ?
ソプラノトロンボーンからバストロンボーンまで一堂に会した展覧会の絵も、オーケストラへの再現度が高くて凄かったです(元々はピアノ曲ですが)。ミュート付きのバストロンボーンで演奏された、2番「古城」のファゴットソロの部分は予想以上にマッチしていて感激しました。そういえば一カ所だけ曲目に違和感があったけれど、ラヴェルのオーケストラ版編曲でカットされた「第5プロムナード」を、今回はカットしていなかった為かな?
ちなみに今回のアンコールは2曲、NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」の主題曲と、2009年NHK大河ドラマ「天地人」のテーマ曲、見事にNHK繋がりでした。こちらの木管の早いパッセージもTb.でやってたなあ。
ちなみに今回のチラシで使われている写真、前々回の府中の森芸術劇場ウイーンホールで行われた演奏会で、自分が裏方の仕事の一つとして銀塩フィルム
で撮った写真ですね。無事に撮影できて、しかもチラシに使用されたようで良かった良かった。