東工大同窓会誌「蔵前ジャーナル」に菅直人のメッセージが載っている件について

東京工業大学の同窓会である蔵前工業会が年に6回発刊する「蔵前ジャーナル」、最新号の2009年冬号(No. 1016)に「同窓生へのメッセージ」として、菅直人 副総理・国家戦略担当大臣の挨拶が載っていました。

学生時代の私は,「現代問題研究会」というサークルを作り社会保障や国際問題など幅広く関心を持ち活動しておりました。当時は,ベトナム戦争の最中で,東工大の学生もかなり政治的エネルギーを内包しており,卒業間近の1969年の1月に全学ストライキという形で大学紛争の勃発につながりました。私は,「全学改革推進会議」という改革派グループを創って走り回っていました。今思えば,この時のサークル活動や大学紛争が現在の私の政治活動の出発点です。

Kuramae Journal 1016号(2009年 冬号)同窓生へのメッセージ「明治以来の大改革」 副総理 兼 国家戦略担当大臣 菅直人

東工大の応用物理学科出身なのは知っていたけれど、現問研って菅さんがつくったのか。

組閣の直後から閣議が様変わりしました。従来は前日に行われていた事務次官会議で決まった案件にサインするだけのセレモニーだった閣議が,大臣同士が実質的な議論する場に大きく変わりました。

なるほど、大臣同士が議論することは大事なことなんですね。亀井 国民新党代表とは議論を通りこして対立してますけど

複数年度にわたる予算編成についても2011年度末予算から導入を検討しています。毎年年度末になると,むりやり予算を使い切ろうとして税金の無駄遣いがされてきました。憲法で予算は単年度主義の原則がありますが,予算の使い残しを翌年度に繰り越すことが出来るようにすれば,もっと柔軟で効率的な予算執行も可能になります。

無駄遣いを減らした結果、ノーベル賞受賞者や世界的指揮者から非難囂々なんですけど。

・・・いや、事業仕分けについて菅国家戦略担当大臣に聞くのはお門違いかもしれないけど。

ちなみに、東工大の伊賀健一学長が、グローバルCOEプログラムについて「予算要求の縮減(3分の1程度縮減)」とされたことについて意見を提出してます:

まあ全体的にこの記事に反対することはないんだけどね。

ただ、一番残念なのは編集後記:

8月の衆議院選挙を経て,日本でも本格的な政権交代が訪れた。そして10月の国会で鳩山首相の所信表面は52分に及び,最近何人か続いた自民党首相のそれとは明らかに違って感じられた。これが“チェンジ”の証なのか。

また,今度の内閣で面白いのは,偶然にも枢要なポストの3人が理系出身であること。鳩山首相の計数工学,菅副総理は応物,そして平野官房長官が電気工学と分野は異なるが確かに「理系内閣」である。この新しい内閣の評判が高まり,理系離れを少しでも食い止めることにつながれば・・・(後略)。

Kuramae Journal 1016号(2009年 冬号)編集後記

残念ながら、「理系出身の内閣だから」という期待には見事に添えないようです。