天皇陛下、東工大でシーラカンスの解剖をご視察

すずかけ台キャンパスの入構制限について、すずかけ台キャンパスや施設運営部のウェブサイトなどで告知がありました。なんでも、10月5日に「重要な大学行事」があるためだとか。

現在、東工大すずかけ台キャンパスでは、すずかけ道(すずかけ台駅から徒歩でキャンパス内に入る至近ルート、運動会の入場ゲートのような「すずかけ門」が有名)の道路拡幅工事のため、長津田門を迂回することになっています。今回の「大学行事」では、長津田門を閉鎖するために、わざわざすずかけ門を復活させています。すずかけ門・岡部門でも身分証明を行うというし、駐車場等も使用禁止にするらしい。物品等納入業者の納品も自粛してもらう徹底ぶり、一体この日に何が・・・。

と思っていたら、今日のニュースで天皇陛下がシーラカンスの解剖をご視察するために、すずかけ台キャンパスに来られたことを知りました。

天皇陛下は5日、横浜市緑区の東京工業大学すずかけ台キャンパスを訪れ、太古の魚の特徴を持ち「生きた化石」とも呼ばれるシーラカンスの解剖をごらんになった。

日本魚類学会会員でもある陛下は、ハゼ類に関する数々の論文を残されている。今回の解剖でも、東工大の岡田典弘教授らから説明を受けながら、興味深そうに視察された。

解剖されたシーラカンスは、タンザニア水産学研究所から岡田教授に寄贈されたもので、体長162センチ、体重69キロ。陛下は、あらかじめ切開した腹部に手を入れ、浮き袋を触り、「割合に柔らかいですね」と感想を語られた。また、魚類研究者らしく、肺を持つ魚類であるハイギョとの関係など、専門的な質問も次々にされていた。

「視察」とありますが、陛下自ら手袋を装着してシーラカンスの体内の様子を観察していて、「実験に参加」しているような感じです。そういえばハゼの研究家でもあった陛下、そりゃ解剖された「生きた化石」を観たくなるのは自然でしょうね。

テレビでもニュースとなったようですが・・・やっぱり「横浜市の東京工業大学」というニュースでの説明が気になる。すずかけ台キャンパスは横浜市緑区にあるのは間違いないんですけどね。

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