なになに、東浩紀がどうかしたの?

なにやらはてな界隈で東浩紀についての話題が持ち上がっているようだけど・・・:

新聞部をdisったB4たかしなんだから、この件についてもあれこれ言いたい・・・のだが、自分は今まで あずまん こと 東浩紀 東京工業大学特任教授 について良く知らない。どのくらい知らないかというと、あずまって読み方もしなかったぐらい。「ひがし」って知り合いもいるからひがしさんかと。

そもそもこの事件の発端は、東氏が自身のブログで歴史認識問題についての記事の最後に書いたこの分が発端:

文字情報ばかりといえば、はてなブログでは、ぼくが公認してもいない速記の断片的引用ばかりがコピーされ「東浩紀、許さん!」とか言われているらしいのだけど、上記のように、ぼくからすればそれは授業の内容についても僕の立場についても明らかに誤解している。そもそも、そんなに真実が大事だと思うのならば、そのかたがたは実際にぼくの授業に来て質問したらいいのではないでしょうか。

続いて5日後の記事にこんな言葉が:

結局、東工大の授業に歴史認識問題を問いただす学生などだれひとり現れず、それどころか先週はいたゼロアカ生さえすっかり消え、いささか拍子抜けした東浩紀です。

つまりは、あいつらにとっては東浩紀はネタでしかないんだよなあ、とあらためてコミュニケーション志向社会の現実に思いを馳せてしまったりしました。まあ、ぼく自身はそんなネタ化のおかげで得もしているので、トータルでは喜ぶべきなのでしょう。

「ポストモダンと情報社会」は金曜の5コマ(9・10限)なので、おそらく12月5日の授業はつつがなく行われたということでしょう。

とまあ、こんな挑発的な記事を書かれたので、id:byobuyo氏がカチンと来て授業乗り込んでやるぜと意気込んだと:

■[思ったこと]【アズマン】いやあ、そこまで言うなら授業に行ってやろうじゃねえの

っていうか、批判者の多くが社会人なんだからそうそうポイポイたかが歴史認識を問うだけの為に君の授業にいけないわけだよ。でもねえ、まあ、そこまで言うならパパ金曜日に授業にもぐりこんじゃうぞw

で、「部外者お断りだよ♥」「うっそ〜ん」と入室拒否(した|された)、っていうのが冒頭のリンク先の記事。

講義に出ていた人の意見は上記のはてな匿名ダイアリーにあるし、それも含めた全体的な観測は日常ごっこさんが既にまとめられているようなので、そっちを参照、ということで。

え、もっと突っ込まないのか?いやね、南京大虐殺とかが事実だったとか真実じゃないとかの論議は興味あるけど、「ゼロアカ」とか「ポストモダニズム的リベラル」とかよく判らん横文字を即座に解読して、それを自分なりに解釈して、その上記事にするだけの文字を起こすだけの脳みその容量が自分には無いんですよ。真面目に講義を受けてる人ならともかく、そんなブログの記事を5〜6こ見ても判りませんがな。

まあ、大学の講義をモグリで受ける件については、周りの、ちゃんと学費を払って申告書を出して単位を取る(ちゃんと理解するために、ということで、単位の数を稼ぐと言う意味ではなくて)ことを目的とする学生の邪魔にならなければ良いんじゃないかなあ、と思います。積極的に教授に意見とかして授業に参加するなら、聴講生とかいう制度もあるじゃない(確か)。「アポを取らずに一番楽に会えるから」という理由で授業に潜入するのはどうかと思うよ>id:buyobuyo、id:toled氏。それを知りつつ「じゃあスネークすりゃ良いじゃん」と煽ったあずまん=東浩紀氏もどうかと思うけどね。

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