12/2、NVIDIAのCEOが東工大講堂で講演

12月2日から4日までの間、東京工業大学のグローバルCOE「計算世界観拠点(Computationism as a Foundation for the Sciences, CompView)」のシンポジウムが開催され、2日の17時からは70周年記念講堂で講演が行われるそうです。

米NVIDIAのCEOであるジェン・スン・フアン氏が、12月2日に東京工業大学大岡山キャンパスで「エンジニアの未来を語ろう」と題した講演を行なう。入場は無料だが、事前の申し込みが必要。

同大学のグローバルCOEプログラムであるCompViewシンポジウム2008の一環として行なわれるもの。フアン氏は、日本のエンジニアに必要とされている能力や、問われている課題について現状や動向を語る。

現在、同大学が運用しているスーパーコンピュータ「TSUBAME」には、NVIDIAのTeslaが採用されており、これについても紹介がされる予定。

で、NVIDIAってどんな企業だっけ、ということでググってウィキペってみました。

NVIDIA

NVIDIA Corporation(エヌビディアコーポレーション、NASDAQ:NVDA)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララにある半導体メーカーである。同社の旧ロゴマークから"nVIDIA"と表記される場合もあるが、これは製品ブランドとしてであり、社名は"NVIDIA"が正しい。GPUおよびチップセットが有名。

歴史

LSIロジックをスピンアウトしたジェン・スン・フアン(Jen-Hsun Huang、CEO、社長)が、1993年1月にクリス マラコウスキー(Chris Malachowsky、副社長)らと共にNVIDIAを設立した。

1999年に世界初の廉価なPC用ジオメトリエンジン搭載GPU「GeForce 256」を発売、その地位を不動のものとした。GeForce以前にもPC用としては業務用で用いられる高価なジオメトリエンジン搭載GPUや、3DlabsのPermediaシリーズなどのOpenGLに特化したジオメトリエンジン搭載VGAカードは存在したが、業務用として発売されているGPU搭載ボード(またはグラフィックワークステーション)は個人で購入するには高価であり、比較的安価だったPermediaは満足できる性能には至っていなかった。NVIDIAは以前から取引のある多数のアセンブリメーカーにチップを提供、多数の消費者に対して売り出し、ハリウッドでしか作ることが出来なかったレベルの3DCGを個人のPCで実現可能とした事により、市場に衝撃を与えると同時に好感をもって受け入れられた。

CPUメーカー第2位のAMDは、チップセットへのGPU統合化、将来的にはCPUとの統合を模索しており、GPU技術を持たないAMDは、GPU メーカー第2位のATIの買収を行なった。これによりATIを擁するAMDプラットフォームからNVIDIAは徐々に締め出され、NVIDIAは Intelプラットフォームへ傾倒していくようになった。しかしPC用CPUメーカー第1位のIntelも自前のGPUを持っており、のみならず新型の高性能GPUとしてLarrabeeの開発を行なっている。第3位のVIAも買収したS3を持っており、GPU市場が事実上消滅してしまう可能性も取り沙汰され、NVIDIAの将来には現状のままでは暗雲が立ち込めていると言える。

チップセット「nForce」について

nForce(エヌフォース)シリーズは、AMDプラットフォームでトップシェアを誇るチップセットである。かつてはATIと熾烈な開発競争を繰り広げていた。欠点としてチップが高発熱であることと、サウスブリッジにやや問題を抱えているとされ、これを理由に避けるユーザーも少なくない。

2006年にATIがAMDに買収されたことで、チップセット分野では従来通りAMDと綿密に提携しているものの、グラフィックスチップ分野では AMD(旧ATI)と競業するという複雑な様相を呈している。このように、商品によってはAMDと競業するも、互いに大きな利益関係を持っておりNVIDIAがAMD向けチップセット開発を打ち切るという事態には陥っていない。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ATI(現在はAMDの一部門)と肩を並べるグラフィックスチップメーカー、ということらしい。「nVIDIA」のロゴとかはなんどか目にしていますが、比較的新しいメーカーだったんですね。

東工大オケの練習場所を横取りして行われるこの講演会、東工大だけでなく同窓会の蔵前工業会も共催として支援しています。無料で参加できるようなので、興味がある人は申し込んでは如何でしょうか。

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