科学技術教育ルネサンス

今日の読売新聞の教育面の特集「教育ルネサンス」に、専門高校の技という題名で我が母校の記事が載っていました。一番取り上げられているのは都立科学技術高校なんですけどね。

東京都内には今春、もう一つの科学技術高校が出来た。港区にある東京工業大の付属高。これまでは工学部付属工業高だったが、全学の付属高と位置づけた。

元々、8割以上が大学に進学する工業高校のリーダー格だが、これまで東工大への進学は多くて2人ほど。名称変更とともに、同大への10人の特別推薦枠が出来た。

リーダー格かあ、確かに工業高校の中では進学率が高い(特に推薦入学率が高いはず)し、高大連携で大学の先生が講義をしてくれたりするし、課題研究の内容はレベルが高いものもあるし。ただコース名を今風の言葉や横文字にしたりするのは、高大選抜と一緒に附属高校の偏差値を上げようとしているのでは、という気がします。いいんですけど。

元々専門高校は普通高校の出身者より社会に出てすぐ働ける事で重宝される「専門のエリート」だったのですが、普通高校からの大学進学率が上がった事で「専門馬鹿」の行く高校になってしまった(失礼)らしいです。しかしこういった科学技術高校の設立に加え、工業高校から理工系大学への選抜も広がっていますし、専門校ならではの教育をもっと行ってほしいです、って最後は支離滅裂になってしまいました。

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