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百式に紹介されていた、楽譜を共有するサイト「Noteflight」を試してみました。
![[Noteflight: change instrument]](http://b4t.jp/p_blog/resources/20081016-nf03_320x240.shkl.png)
楽器はPiano / Bass(コントラバス、ただしピッチカート) / Drums / Guitar / Flute / Sop. Sax / Trumpet / Electric Guitarの8つから選べる。このラインナップからしてジャズ編成向けっぽい。ちなみにPianoとGuitar、そしてElectric Guitarは音が持続しないので(当たり前だが、ピアノを開放に出来ない?)、長い音符があるような曲はFluteやSop. SaxやTrumpetなどを選ぶと良いと思う。ちなみに合成して音を出してるので、「こりゃフルートの音域じゃないだろ」というような低い音でも、再生することが可能だ、一応。
![[Noteflight: change clef]](http://b4t.jp/p_blog/resources/20081016-nf04.png)
音部記号はト音記号とヘ音記号、そしてアルト記号・テノール記号の4つが用意されている。オケで使われる記号は一通り揃っている。そして、最初ト音記号で音符を付け足して、そのあと音が全体的に低かったのでアルト記号に、という場合は、音部記号だけ変えればちゃんと音符も移動してくれる。
![[Noteflight: change key signature]](http://b4t.jp/p_blog/resources/20081016-nf08_320x213.shkl.png)
ちゃんと調も15種類(調号無し+嬰7つ+変7つ)変更できる。なお、それぞれの音を2度ずつ下げるといったことも可能。
![[Noteflight: 音符の設定]](http://b4t.jp/p_blog/resources/20081016-nf09.png)
休符をクリックすると五線上の場所の音符になる。音符の長さやシャープ・ナチュラル・フラットは音符をクリックすると左のような設定画面が現れるので、適宜かえられる。音符の旗の方向までかえられるとは芸が細かい。
なお、音符を選択した状態でdeleteキーを押すと、同じ音価の休符となる。
![四分音符が表示されている。音符を選んだ状態で、設定画面から「全音符」を選ぶと・・・ [Noteflight: 四分音符]](http://b4t.jp/p_blog/resources/20081016-nf10.png)
![[Noteflight: Score>Multiple Voices>Use Upper Voice]](http://b4t.jp/p_blog/resources/20081016-nf15_320x238.shkl.png)
同じ五線の中に2つのパートを書きたい場合(例えばフルートの1st.と2nd.など)、右上ツールバーのメニューから「Score > Multipel Voices > Use Upper Voice」を選ぶと、小節の中に「Upper Voice」の全休符が現れる。それをいじくってやれば、同じ小節に2パートが書ける、というわけ。書いてる音符の下側に書きたい場合は「Lower Voice」を選べば良い。
![音符を選んだ状態で「Use Upper Voice」を選ぶと・・・ [Noteflight: 同じ小節内に2パートを書く]](http://b4t.jp/p_blog/resources/20081016-nf14.png)
![小節の上側に、新しいパートの休符が現れる。 [Noteflight: 同じ小節内に2パートを書く]](http://b4t.jp/p_blog/resources/20081016-nf16.png)
そして、出来上がった譜面は公開することが出来、ブログに貼付けることもできる。
以下は自分が作った譜面、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」の冒頭部分を2段に簡略して書いた。前述の通りピアノだと音が持続せず響きが無くなってしまうので、この譜面ではソプラノサックスに設定している。音が低過ぎてテナーサックスにしか聞こえないが、それはそれでよいか。それよりパートごとの音量調節が出来ないものか。
また、譜面を書いた人の設定次第で、公開した譜面を他の人が編集することも可能である。保存するには登録が必要なようだけど、ちょっと音符をいじって聞いてみることが出来るだけでも素晴らしい。
以下の譜面は最初に作った「悲愴」、他パートを書き分けられないで作ったので、かなりいびつだ。存分に編集しちゃって下さい。
今はクローズドベータだが、登録すれば誰でも使用できるようだ。作曲した曲を譜面・音源ごと公開したい人や、仲間内で曲を作りたい人など、いろんな場面で利用できそう。
ちょっと残念なのは、ユーザ名をメールアドレスそのままで登録してしまったこと。で、ユーザ名の変更が出来内っぽい。ついでに問い合わせ先も見つけられないorz。
