「おそらく交響楽団」の練習に初参加

一昨日の記事にも書いた、大学オケの後輩が主宰の「ヴァールシャインリヒシンフォニカー」の練習に参加してきました。

大枠としては、高校のオーケストラのOB・OGが再集結してオーケストラを作った、という流れ。「ファゴットが足りないので呼ばれた」というのも良くありそうな話。しかし後から聞いたら、元々その高校オケにはファゴットに所属する生徒が居ないで、いつもトラで回していたらしい。今日午後の練習には指揮者が来るというのですが、その練習には木管はファゴット1st(というか自分)だけらしい。大丈夫かなあ・・。

団長(オケ主宰、東工大オケでは後輩)と午前9時前に待ち合わせて練習場所へ。フルオーケストラが入りそうな練習場所に2人だけ。淋しい、いや贅沢すぎる練習スペース。1時間ほどするとチラホラとメンバーが集まりだしました。といっても木管は自分とクラリネット2ndのみ。弦ではコントラバスはゼロ。でもこれでも感動的に集まりが良いらしい。まあアンサンブルは出来るけどねー。

午前でざっと通してみましたが、結構難しい。シューベルトの4番なんて聞きなじみがない曲だし。でもシューベルトっぽい難しさは健在。「Fl・Ob・Cl・Fgでメロディー交代ずつ」と「Fg・Vc・Cb等の低音の上で弦と木管がメロディー歌合戦」を交互にやるってかんじ。

午後の指揮者を交えての全奏ですが、これまでの指揮者(Sさん)とは全く違いますね。弾けてない弦パート(そりゃ当日譜面渡されてすぐにTuttiだから仕方ない)でも的確にアドバイスしているし。1プルトしかないので、「多少音が間違ってもガシガシ弾く」っていうのは、「トップの裏に隠れて弾くつもりだけしてる」のよりよっぽどためになるだろうなあ。木管がファゴットのみという状況下でもきちんと自分にも指摘してくれます。2時間半の全奏があっという間でした。

今日の練習を終えたかんじだと、弦楽器がかなり大変そうだけど、それなりにさらえば形になりそう。もう一つの曲「アルルの女 第2組曲」は自分は以前やった曲だし、難易度も(フルート1stを除けば)低めなのでこちらも何とかなるでしょう。

練習後の食事(兼ミーティング?)で今後のマネージメントの話になりましたが、オーケストラを新たに旗揚げするのはやはり大変ですね。演奏メンバーを集めるのもさることながら、練習場所の確保、譜面の管理、トレーナーの先生との連絡など・・・。東工大オケでは練習場所は大学の講義室を借りれば良いし、譜面は楽譜ロッカーに用意されたものをメンバーが各自コピーするという流れが出来てるけれど、今回の場合はそんなに簡単にはいかないようで。

自分も手伝いを買って出たい・・・のはやまやまですが、東工大オケのほうもおろそかに出来ないし、4月から研究室に入る準備なども必要だったり? という微妙に多忙なかんじで、なかなか上手くいきません。

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