産経新聞 : 計算ずく?小泉演出 カリスマ性健在 有権者「話うまい」
14日午後、小泉氏が最初の街頭演説場所に選んだのは、高崎市役所近くの広場。いつもの大げさな身ぶり手ぶりで“小泉節”を17分間にわたって披露した。
首相退任後、沈黙を続けてきた小泉氏だが、先月からにわかに活動を再開した。政権末期には飽きられつつあった小泉節も久々に聞くと新鮮だ。自民党内では「小泉氏は『懐メロ効果』を狙ったのでないか」(中堅)との声も上がる。
いきなりですが小泉節が街頭演説で復活して話題のようです。確かに安倍内閣になってから(安倍首相に限らず)話の下手な人が多いな・・・という印象が。失言は多い(マスコミが騒いでるだけかも)し、疑惑が出たらモゴモゴ反論するし。麻生外相くらいかな、話を聞きたくなる人は。
まだまだ小泉さんの人気は強い(はずだ)から、再登板や新党旗揚げなんて話題も出るんですね。
夕刊フジ : 小泉新党?チルドレン引き連れ60〜70人規模か
小泉氏は「再登板は100%ない」と周囲に漏らしているうえ、飯島勲前首相秘書官も今年2月の講演で「首相としての再登板は100%ない。今後は国際政治家としての活動も行う」と語っている。
前出の自民党関係者も「党内には、小泉氏の政治手法に恨みを抱えている議員は多い。加えて、自民党が参院選で大敗し、郵政造反組を中心に結成された国民新党などとの連立政権を組まざるを得ない場合、郵政民営化を断行した小泉氏が再登板するのは簡単ではないだろう」と話す。
そこで「小泉新党」が囁かれ始めたわけだ。
政治家・小泉純一郎をウオッチし続けている政治評論家の浅川博忠氏は解説する。
「国民新党が自民党に『郵政民営化の凍結』を連立の条件とした場合、35年の議員生活の大半で『郵政民営化』を訴え続け、刺客まで立てて郵政民営化を成し遂げた小泉氏のメンツはつぶれる。それでも自民党執行部が連立に進めば、小泉氏は立ち上がらざるを得なくなる」
「小泉新党は『改革の継続』を旗頭とする。新しい風のメンバーを中心に、自民党と民主党の一部を巻き込んで60〜70人の固まりになるのではないか。財界も改革継続を望んでおり、資金的なメドはつく。この新党が政局のキャスチングボートを握る可能性がある」
「抵抗勢力」の国民新党と小泉陣営は相容れないですからねえ、小泉新党ができてもおかしくないのか。そうすると改革を訴える小泉新党と改革に反対する国民新党の間で自民党が揺れ動く、という構図になるかも。そこでぎゃあぎゃあ言ってる間に公明党に漁父の利を持っていかれそう・・・。
ていうかそんなに自民党から離れたら自民がだんだん小勢力になっていく気が。それはそれでどうかと。
最近のマスコミ報道によって自民党に対するマイナスイメージがますます増幅されてしまった。ちょっと手がつけられない。
何故こんなに自民党に対する悪感情を露にする人が現れるようになったのか。単なる嫌悪感ではなく、敵意といったものさえ感じる。
自民党内閣をぶっ壊したい、といった破壊衝動が一部の国民の間に醸成されてきているようである。庶民が一揆を起こしたくなるほど、誰かがとんでもない悪いことをしたのだろうか。
自民党のある議員のブログに書いてありました。マスコミが騒ぎ過ぎな気もします。でもそれを自民党議員本人が言ってしまってはいけないんじゃ。国民の意見は真摯に受け止めて欲しいです。ていうか受け止める人が議員になるべきだと思います。