メイン選曲の前に

明日は春定メインの選曲か・・・。

解説しよう!「春定」とは来年春に行われる、もっと詳しく言えば、2007(平成19)年5月26日(土・東工大創立記念日)の夕刻に文京シビックホール大ホールで行われる第136回定期演奏会のこと、「メイン」とはその演奏会の中で休憩後に演奏される一番長い曲(多くは交響曲)のことで、演奏会の目玉演目、文字通りメインの曲なのだ。

今候補曲で残っているのはブラームスの交響曲の2〜4番とドヴォルザークの交響曲第8番。ベートーヴェンの交響曲第5番《運命》とブルックナーの交響曲第3番はトップ会で投票から外されたので残り4曲から選びます。

再び解説しよう!「トップ会」とは各パートのトップやセクションリーダー等が会議を行い、パートの状況を冷静に鑑みながら管弦楽団の将来について語る会合のこと。メインの選曲はオケの中でも重要な事項なので、選曲のときに突拍子もない曲が選ばれないように、事前に危ない曲を候補の中から外しておくのである。

木管の中ではブラ2が有力なのですが、金管はドボ8が良いようです、ブラ2は金管が大変らしいとか(トロンボーンがHi-Dをピアニッシモで吹くとか)・・・。でもドボ8はコールアングレが3小節だけ出てくると言う面倒くさいことがあるのでオーボエがいやがってます。時には「高い音なんて練習すれば出るだろ!」と口走ったり・・・。

一応トロンボーンを吹いてた身とすれば、トロンボーンのそれがどれだけ大変かよく分かります。金管で高音を出すことの大変さを他セクションがそんなに承知しているとは思えません。ただ今はファゴットなので、木管内の他の意見もまんべんなく聞かないと行けないわけで・・・。ちなみにブラームスの他の交響曲はコントラファゴットを用いているのであり得ません。だって人が足りないんですもん・・・。

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