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新歓は誰のためか – 東工大

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新歓が危ない!!らしいの続きです。

ひとまず今までの状況を整理します。東京工業大学の今年4月の新歓の予定は以下のようでした。

2006年度 入学式・オリエンテーション日程

  • 4月6日(木)
    • 10:00〜12:00 入学式
    • 13:00〜17:30 学生証配布・クラスオリ・生協オリ
  • 4月7日(金)
    ?
    4月8日(土)
    •  (全日) 類別セミナー
  • 4月9日(日)
    • 13:50〜15:00 園遊会
    • 15:00〜17:00 サークルツアー
    •  (全日) 全体オリ
    •  (随時) 個別オリ
  • 4月10日(月)
    •  (午前) 図書館オリ
    •  (午後) 類別オリ
    •  (全日) 全体オリ
    •  (随時) 個別オリ
  • 4月11日(火)
    •  (午前) 全学科目オリ
    •  (随時) 個別オリ

今年は6日間の新歓期間の中に大学主催と学生主催の新歓が(園遊会・全体オリが日曜とすこしきつめのスケジュールでしたが)共存していました。

2007年度 入学式・オリエンテーション実施日程(案)

  • 4月5日(木)
    • 10:00〜12:00 入学式
    • 13:30〜15:00 類別オリ
    • 15:00〜17:00 学生証配布
  • 4月6日(金)
    ?
    4月8日(日)
    •  (全日) 類別セミナー
  • 4月9日(月)
    • 09:00〜11:45 総合オリ
    • 13:00〜16:30 全学科目オリ

そしてこれが今回明らかになった来年の新歓の日程案です。まだ大学主催のオリエンテーションしか書かれていませんが、すでに予定がきつきつです。ちなみに次の日から早速講義が始まります。これにて新歓期間終了。

これではサ連が噛み付くのも当然です。クラス内の交流が目的である園遊会もサークル勧誘がもっとも盛んな全体・個別オリも開けません。

ただ、サ連通信を読み進めていくうちに、大学側の事情とは別の問題点があるのに気がつきました。

クラオリ・園遊会を考えよう (3)問題点

教育推進室担当教員との話し合いの中で、「なぜサ連が新入生間の親睦を深めようとするのか」ということを言われました。「サ連はサークル活動のための団体で、それ以外のことをするのは理解できない。クラス内の親睦ならクラス担任教員や学生支援課の仕事だ。」というのです。「実際そのような場は他になく、学生がやることにも意味がある」というこちらの発言にも、「全学生が参加する団体が行うならわかるが、サ連や工大祭実行委員会がやるのは正当性がない」という答えでした。このことなどから、今年度日曜日の講義室利用が許可されなかった経緯があります。

サ連側の良い分もわかるのですが、自分が注目したのは最後の教育推進室担当教員の発言(強調は筆者注)です。拡大新歓を構成するサークル連合も工大祭実行委員会も東工大生協も、全学生を代表するような機関ではないということです。そのことが大学側を説得しきれない弱みとなっているのではないでしょうか。

学生自治会は、昔は東工大にもあったようです。ただ1970年代の大学紛争のころに、他の大学もそうだったように、自治会が内部分裂を起こしたようです。自治会から独立する形で「工大祭実行委員会」が発足し、自治会がなくなった後のサークル間の協議の場として「サークル連合」が生まれたようです。新聞部が「新聞部会新聞部」という名前なのも、この当時の自治会を構成していた名残と思われます。

解決策の一つとしては、今のサークル連合を発展的解消して、「学友会」という組織に改組することが思いつきます。学友会が主にすることは「学生の課外活動の支援」くらいだろうから、サ連と中身は大して変わらない。けれどほぼ全ての学生が加入していることが必要なので、その加入料として、クラスオリエンテーションの時に会費を(1000円くらいか?)徴収する・・・そう、園遊会の会費800円の代わり。学生の負担はそれほど増えないし、差分の収入を今後の活動費に充てられる。新歓以外には学友会広報の印刷費やウェブサイトのサーバ代くらいしか使わないけれど、残りを大学の為になる活動(掃除とか設備とか何でも良いが)に使えば、学生も納得するし大学も無視できないでしょう。

もしくはサ連はそのままで、その上部組織として学生自治会を設けるという方法も考えられる。自治会の下にはサ連の他、工大祭実行委員会や新聞部会新聞部も置く。クラスや学科の代表者が出席する「クラス会」というのも作れば、学生の意見が自治会に届き易いでしょう、が、ただここまで強固な組織を今更作る意義があるのかは微妙ですね。

また、卒業生団体である蔵前工業会の現役生の団体として「学生会」を設けるというのも一つの手です。資金面等でも蔵前の協力を得ることが出来るだろうし、大多数の学生が加入する学生会から蔵前工業会への入会をスムーズにすることで蔵前自体の資金繰りも良くなる。蔵前工業会は元々東工大を多くの面でサポートしてきたから、学生会へのメリットも大きいでしょう。

学友会でも学生自治会でも学生会でも名前は何でも良いのですが、拡大新歓が「全学生の意思」と東工大に納得させるには、サ連が変革することも多少なりとも必要なのではないかと思います。

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