7月23日の夜は、大田区民ホールでモーツァルトのレクイエムを

東日本大震災の影響で、3月13日から7月23日に延期となったヴァールシャインリヒ・シンフォニカー(WS)の演奏会に向けて、練習も再開されました。詳細が決定したので、ここでお知らせします。


[ヴァールシャインリヒ・シンフォニカー 第3回演奏会 チラシ]
ヴァールシャインリヒ・シンフォニカー 第3回定期演奏会 特別チャリティー公演

日時
2011年7月23日(土) 18:40開場 19:10開演
曲目
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン / 交響曲第93番 ニ長調
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト / レクイエム ニ短調 K. 626
指揮
吉川清 (音楽監督兼常任指揮者)
演奏
ソプラノ:髙橋節子
アルト:志田理早
テノール:鏡貴之
バリトン:清水喜承
合唱:ヴァールシャインリヒ コア (混声合唱団 翠の風・女声コーラス フリージア・学生有志)
管弦楽:ヴァールシャインリヒ シンフォニカー
会場
大田区民ホール・アプリコ
チケット
1,000円

レクイエム――鎮魂歌――という曲目は、本当にたまたま団内で選曲されて決定した曲なのですが、この震災・津波被害という名目にふさわしいプログラムとなってしまいました。

チラシにも大々的に「東日本大震災 特別チャリティーコンサート」と表記されているとおり、収益を募金に回すことが決定しています。

本公演は、3月13日に予定され、東日本大震災の影響により中止となった、第3回演奏会の代替公演です。当団は、被災地復興を少しでも支援するため、チケット及び公演時実施予定の募金活動による収入全てを、被災自治体に直接寄付させていただきます。予めご了承いただくと共に、皆様のご協力をお願いいたします。

ヴァールシャインリヒ・シンフォニカー 第3回定期演奏会 特別チャリティー公演 チラシより

3月13日の演奏会予定日にも、交通が復帰していないにもかかわらず蒲田に数十人が足を運んでくれたそうです。ただホール施設が損壊ということで、中止とせざるを得ませんでした。

その後、団執行部とホール担当者で協議した結果、7月23日にどうにか同じ開場で演奏会を行うことができました。なお、「18:40開場」と何とも微妙な時間に開場するのは、同じ大田区民ホール・アプリコ 大ホールにて、午前と午後に既に別の演奏会の予定が入ってしまっているため(お茶の水OBオーケストラ 第31回演奏会、14時開演予定)。18時に大ホールが解放され、40分で舞台セッティングと受付準備をしなければいけないという過密スケジュールです。その前の時間に練習ができるかどうかも、練習会場の都合により不透明な情勢です。

アルト・テノールのコーラスも代わりの人を呼び、オーケストラメンバーも多少の入れ替えが生じています。

本番日時の変更も含めてドタバタした用意になっていますが、この演奏会のために1年半以上の練習を積み重ねてきた集大成を披露する予定ですので、是非お暇な方は会場に足を運んでください。

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