去年の5月16日に新設されたばかりの、日野市ミニバス「高30 川辺堀之内路線」に乗ってみました。
この路線は、豊田駅南口の区画整理の進捗に合わせて開業されたもの。実は1976年までほぼ同じルートを当時の京王帝都電鉄が運行していて、日野市ミニバスとしてこの路線が「復活」したということらしいです。
バス内には、川辺堀之内周辺(第二小学校?)の児童が描いた絵が掲げられ、またバス内のアナウンスも児童が行っているという面白い路線になっています。
高幡不動駅は、他の日野市ミニバス路線も発着する4番乗り場から発車します。9時から16時の間、1時間おきに発車します。
次のバス停は南平。ここまでは既設のバス停と同じ場所にあり、この先は川辺堀之内路線の新規バス停です。
高幡橋北の交差点を直角に左に曲がります。ちなみにその先の交差点を真っ直ぐ(新川崎街道)進むのが立64の立川駅北口行き、斜め左に曲がる(川崎街道)のが日01・日03の日野駅行きです。
次の高幡橋西バス停は、高幡方面のみバス停が設置されています。おそらく豊田方面の歩道がなく、また交差点から近いことから危険な為だと思われます。
道路と浅川の間が広がってくると駒形公園です。バス停の目の前にはドッグランがあります。日野市営だそうで、夕方でしたがそこそこの人&犬がいました。
少しカーブすると川辺堀之内です。ちなみに丘陵ワゴンタクシー(かわせみゴー)の乗降場所も同じ場所にあります。この先は浅川から離れ、道の両側が住宅に囲まれます。
日野市民プールバス停はその名の通り日野市民プールの最寄バス停。今までプールに行くのに適切な公共機関がなかったのでコレは便利。
堀之内緑道も、その名の通りバス停のすぐ近くに同じ名前の緑道がありました。
このあたりの道路は道幅が細く、普通乗用車がすれ違うのがやっとという感じ。曲がりくねっているわけではないのですが、これはミニバスでないと運行できないです。
次の東豊田一丁目あたりになるとだいぶ道幅が広くなります。というのも、ここから西の道は「日野バイパス延伸部」として、日野バイパスから分岐する幹線道路として、準備が進んでいるため。
ちなみに東豊田一丁目もかわせみゴーの乗降場所がありますが、バス停とは少し離れています。
一番橋西バス停は一番橋通りとの交差点、日05・高06 日野市ミニバス 南平路線の「一番橋」とも近いです。
第二小学校前のバス停からは日野第二小学校が見ることが出来ます。
スーパーアルプス豊田南店の目の前にあるのが豊田一丁目バス停です。ちなみにこちらも「かわせみゴー」の乗降場所とバス停とは道を挟んで反対側です。同じ道路を走っているのだから、同じ場所に停まれば良いのに、そういうわけにはいかないんでしょうか。
交差点を右に曲がったすぐのところが豊田駅南入口です。終点の一個手前で、ここから駅入口まで上り坂になっています。
終点の豊田駅南口まで後少し・・・というところで、整備された道路が途切れてます。
豊田駅南口 バス停 posted by (C)B4たかし
そして終点の豊田駅南口ですが・・・、閑散としすぎです。豊田駅周辺はまだ区画整理が完了していないので、バス停から駅の出入り口まではくねくねと細い道を歩かねばなりません。
豊田駅周辺はまだ道路が完備されていなくて使い辛いですが、高幡不動駅と豊田駅がほぼ最短距離で、20分足らずで結ばれたのは嬉しいですね(従来の日野市ミニバスは他の経路を通り、35分から45分ほどかかっていました)。
- ミニバスなど 日野市役所
- 路線バス改廃情報: 日野市 ミニバス川辺堀之内路線開業
- 新設?復活?高幡不動から豊田へミニバス路線開通 – 日野市観光協会
- 豊田駅南に16日からミニバス – MSN産経ニュース
- 日野市ミニバス – Wikipedia
- 川辺堀之内バス路線復活! 活動報告バックナンバー
- 広報ひの 平成21年4月15日号 日野市役所 – 市内ミニバスのご利用を〜5月には川辺堀之内路線が運行開始