東工大オケのフルートパートの何人かが師事している先生の門下生が年に1回フルートソロやデュオなどのアンサンブルを行うノイーズ会 フルートコンサート(フルートのおさらい会)に、木管5重奏で出演してきました。
本当はフルートでソナタとか協奏曲でも演奏するのが筋なのですが、
- そのフルートの奴が面倒くさがった。
- 「フルートばかりだと物足りないね」という意見が出た。
とかの理由でアンサンブル・プヨーが駆り出されたらしい。演奏したのは木管演奏会でも演奏した「クープランの墓」から、木管5重奏での2曲目「フーガ」を除いた、プレリュード・メヌエット・リゴードンの3曲。
木管演奏会からブランクがあり、合わせて練習する回数も当日のリハーサルのみという過激な練習日程だったので、自分含め全員あまり上手く出来ませんでした。やっぱ木管演奏会のほうが上手かったな・・・。その後の評判は何故か良かったらしいですが。まあ、枯れ木も山の賑わい、ということで。
自分たちの演奏が終わった後話題に上がったのは、「フルートってあまりミスが目立たない」ということ。今回の演奏会を聞いたら、まあ上手い下手の差はあれど、クラリネットのリードミスや、オーボエ・ファゴットの「音がかする」ような事態が起こりえない(リードがないんだから当たり前だけど)から、華麗に聞こえるなあ。だからフルート人口って多いのかな。
ちなみに、おさらい会の時間が少しずつ後ろ倒しになっていて、開演したのが30分遅れ、その後も伸びに伸びて、自分たちが演奏する頃には45分くらい遅れてたそうで、先生がホールに交渉し30分ホールを延長し、さらに最後の全員合奏をやめるという大英断。本番は何が起こるか、本当にわからないですね。