昨日の選曲で、次の東工大オケの曲目が決まりました。
東京工業大学管弦楽団 第138回定期演奏会
- 曲目
- ベートーヴェン 『コリオラン』序曲 作品62
- スメタナ 連作交響詩『我が祖国』より ヴィシェフラド・ヴルタヴァ
- ドヴォルザーク 交響曲第6番 作品60
- 指揮
- 末永隆一
- 日時
- 2008年5月24日(土) 夜公演
- 場所
- 大田区民ホール・アプリコ 大ホール
- 最寄り駅:JR京浜東北線蒲田駅東口から徒歩約3分
- チケット
- 全席自由 800円
ベートーヴェンのコリオランは演奏会用序曲ですが、ヨーゼフ・コリンの同名の戯曲が少なくとも作曲に関わっているそうです。エグモントやレオノーレのように華々しく終わるのだけがベートーヴェンじゃないんですよ。
第1曲「高い城」とも訳されるヴィシェフラドは、曲にスメタナの頭文字B.S.が音に刻まれてます。BACH主題(ヨハン・セバスチャン・バッハ)やDSCH音型(ドミトリ・ショスタコーヴィチ)みたい。2曲目は言わずもがな、「モルダウ」で知られています。
メインはドヴォルザークの交響曲第6番。ドヴォルザークというと交響曲第9番「新世界より」なんかが知られていますが、6番は同じ作曲家でも9番とは全く作風が違った曲です。どちらかといえば、去年の春に演奏したブラームスの交響曲第2番に近く、特に1楽章と4楽章はその傾向が強いです。3楽章はドヴォルザークらしいスラブ曲ですが。
ドヴォ6の曲のモチーフ(A→D ?)は、高い城のB♭→Esとおなじ4度の上昇ですね。書いてて気付きましたけど。
そんなわけで、春も全乗りのB4たかしから、東工大オケ春定のお知らせでした。