ラフ2ゲネプロ

昨日は冬定のゲネプロ―総稽古の日でした。と言っても、ピアノ協奏曲で実際にピアノ独奏をするソリストの方との初合わせだったので、半分くらいの時間はソリストの方との合わせに費やされましたけれど。

いやー、改めてピアノソリストの方、凄いです。何が凄いかって、体全体で曲を奏でて、そして歌っているんです。譜面に食らい付いて必死こいてる自分とは大違いです。もっと練習して相応のレベルに仕上げないと・・・。そしてその全奏の録音を聞いて分かったことが、舞台で聞いている以上に客席にはピアノの音が届いていると言うこと。そりゃそうか、ピアノの蓋は客席に向けて開いてるんだから。あと会場の反響にもよるからなあ、難しい。

東京工業大学管弦楽団 第135回定期演奏会

日時
2006年12月9日 開場15:30; 開演16:00
曲目
ショスタコービッチ 交響曲第5番「革命」
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番(独奏:川村文雄)
アーノルド 管弦楽組曲「第6の幸運をもたらす宿」(あの吹奏楽界で超有名な「第6」のオケ原版!!)
会場
昭和女子大学人見記念講堂 (東急田園都市線三軒茶屋駅より徒歩約8分)
チケット
全席自由 800円
詳細
公式ページにて

というわけでもう一度宣伝しておきます。[東工大オケ 135回定期]

そいえば今日は来年春定の前中候補曲のトップ会でした。トップ会というのは各パートのトップが集まり、様々な事情により選曲に出せない曲(パーカッションの人数の関係で演奏不可能など)を事前に候補から外す為に集まります。

何曲かが落ちたんですが、ヴァイオリン協奏曲の2つはそのまま残りました。問題があるとすればトロンボーンのパートがないくらいだから何とかなるだろ、ということなんですが―ソロのヴァイオリンとの対旋律(裏旋律?)をオケの1楽器に託そうとすると、管楽器で中音域の楽器が最適じゃないか、そしてトロンボーンがないとするとファゴットしかいないね―ということで、ファゴットが難しくなるということになるようです。もちろんそんな理由以外もあるだろうし例外もあるでしょうが、少なくともメンデルスゾーンとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲はどちらもファゴットが難しいです。激しく難しいです。今のところ有力候補曲の一つですが、ちょっとなあ・・・。

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