麻生太郎新総裁の気になる発言

発言が気になると言っても、いま巷で噂の「失言・暴言」の類ではなく、新総裁に選出された直後の挨拶での冒頭の言葉です。

ただいま第23代自由民主党総裁に選出をいただきました。今回の選挙、思いもしない形での総裁辞任の後を受けての総裁選挙にあって、自由民主党は開かれた国民政党として、少なくとも堂々と総裁選挙を実施するということをもって、この後継総裁を選ぶということができた、そういう成熟した国民政党に属している自分を大変誇りに思っております。ありがとうございました。

YouTubeの動画は自由民主党公式の「LDPチャンネル」より、麻生太郎新総裁のあいさつは8:02からです。

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「民主+国民新党の合併断念」? ですよねー

18日、民主党が国民新党へ合併を申し込むも、

翌日に、「この条件じゃないと」「そりゃ無理」「あ、やっぱり?」と合併を断念:

国民新党には、自民党の比例で当選した人もいるから制度上無理・・・等の理由があるそうだけど、それ以外の理由で御破談になったんじゃないかな。

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平沼新党と保守系小政党の動き

【福田政権考】「平沼新党」の掲げる旗は 榊原智

郵政民営化に反対して自民党を離党した平沼赳夫(ひらぬま・たけお)元経済産業相(68)=無所属=が新党結成に向けて動き出した。自民党が保守色を薄める中、新たな保守政党が現れれば有権者に選択肢を提供する意義がある。

平沼氏が目指すのは日本の伝統を守る保守政党だ。郵政民営化反対を貫き自民党に復党しなかった平沼氏は「信念を曲げない政治家」とみられている。政治家として極めて貴重な“財産”だ。

「『自民党も民主党も信用できない。新しい受け皿をつくってほしい』というメールが(たくさん)きている。私は真摯(しんし)に受け止めている」

平沼さんといえば郵政民営化に反対して2005年に自民党を離党して、その後何度か復党のチャンスがありながら、信念を貫き通して現在も無所属のまま。そのくらい志がある(裏を返せば頑固?)政治家なら、新党を立ち上げればついてくる人も結構現れそう。

平沼新党を結成すること自体には何の文句もありませんが、一つ気になることが。

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迫ってきた日本での聖火リレー、一体どうなる!?

おそらく自分はコルドンの演奏会を聴いているころですが、4月26日に行われる日本での聖火リレーで、スタート地点を予定していた善光寺が事態を申し入れました。数々のオリンピックに砲丸を提供してきた辻谷工業に続き、北京五輪から離脱する動きが着実に広がっています。

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各国で広まる「北京五輪ボイコット論」、日本では?

最近検索サイトからくる人が増えたと思ったら、どうやら「北京 ボイコット」などのキーワードで訪れる人が多いようです。確かにb4logでは複数回そんな内容を取り上げていますね。

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毎日、産経、アサヒる

新聞社配信のニュースサイトが変更に

郵政事業が民営化されたりと、今日からいろんなことが変化してます。で、MSNと毎日と産経の関係が変わりました。それぞれの視点で書くと次の通り:

  • MSN:ニュース配信元を毎日新聞から産経新聞に変更
  • 毎日:自社ニュース配信サイトをMSN毎日インタラクティブから独自サイト毎日jp
  • 産経:自社ニュース配信サイトを独自サイトSankei WebからMSN産経ニュース

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福田さんに絶望した!自民党に絶望した!

2週間くらいブログを放っておいたら農林水産大臣があっという間に辞めて、立て続けに安倍氏が突然首相を辞めて総裁選がスタート、しかも国民の人気が強い麻生氏よりも安定感のある福田氏でほぼ議員のなかでは決定的、という出来レースで福田総裁か、ってとこまで進んでました。

同日午後、福田、麻生両氏がそろって臨んだ共同会見。しかし、参院選惨敗を踏まえ、どんな政策を実現するのか。2人のメッセージは明確でない。

安倍首相が後継者に託した最重要課題で、民主党が反対するテロ対策特別措置法の延長問題。麻生氏が「民主党、自民党、公明党ともども、話し合いによって、世界中から理解を得られる努力の成功がありうる」と言えば、福田氏も「麻生候補の説明に大体似たようなところだ」と話し合いを強調するだけ。

安倍首相が意欲を示した政治団体への「1円以上」の領収書添付義務づけも、そろってあいまいに。麻生氏が「政治活動の自由、政治結社の自由を考えていかなければならん」と言えば、福田氏も「大体似たようなところ。政治活動の自由が保障されなければいけないという観点から、すべて公開するのが妥当かどうか、疑問に思っている」と同調した。

総裁選も「みんなから推されて出馬した」ってかんじだし、上のように麻生氏との違いを特に強調するわけでもない。こんな人が次の総理大臣になって、国際会議とかを乗り越えられるか非常に不安。

大勝した民主党の危険な動き? & 晋遊舎:スレッド

“静養中”の民主・小沢代表「実は公明党・創価学会のトップと接触していた」と青山氏がTVで明かす

選挙の夜にマスコミにインタビューなどをドタキャンしていた民主党の小沢代表ですが、(TVタックルでもお馴染みの)青山しげはる氏によると、昨日の午後1時15分頃に(民主党の内部の人から)かかってきた電話で、「(小沢一郎氏が)公明党創価学会の側と・・、トップクラスの人と接触していた」ということを聞いたと明かしました。

また、青山氏は「それは誰?池田大作氏か?」と(民主党内部の)電話の相手にも聞いたようだが、それについても(民主内部の人は)「それが誰かも言えない。とにかく、トップ級だ。」と答えたようだ(文:ぽこたん)。

選挙に勝ったのに雲隠れしていた小沢代表が、実は公明党・創価学会のトップと会談したのではないか、という話だそうです。まあ小沢さんって豪腕とよばれるほどの権力者だからねえ、あり得ないとは言い切れない。しかしこりゃとんでもないことですね。

え、なんでとんでもないかって? 「病気だと偽って仕事を離れ別行動を起こしていた」のなら、二場所出場停止が筋じゃないですか

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参院選 (13) 新風の敗因をb4log的に考察する

参院選が終わりました。応援していた新風は、ご存知の通り議席には遠く及びませんでした。しかし結局9条ネット・女性党にも劣るとは。そして共生新党より得票が多かったことにもビックリ。よくわからん。

新風の敗因についてはせと氏のブログコメント欄で議論されています。おおざっぱにまとめると次の通り:

  • 知名度の低さ (資金の少なさから広告が出せない)
  • 広告の下手さ
  • 庶民の右翼アレルギーと新風の強硬路線との乖離
  • マスコミの異常なまでの取り上げなさ

他にも理由は挙げられると思いますが、ここでは「b4log」の来訪者の解析結果という点から見ていこうと思います。

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